わきがの遺伝

わきがは遺伝します。

片方の親がワキガ体質の場合の遺伝率は５０％、両方の親がワキガ体質の場合は８０％の確率で遺伝します。

いわば「優性遺伝」なのですが、親のワキガが軽度であれば子供も軽度であるという強弱は関係なく遺伝します。

親が軽度のワキガ体質でも子供はアポクリン汗腺が多く粒が大きくて重度のワキガ体質になるケースもあれば、その逆で親が重度のワキガで悩んでいても子供にはそうでないこともあります。

ようは、ワキガの強弱はアポクリン汗腺の量や大きさ、そしてその質によって異なります。

男の子であれば、第二次成長期の９歳から１３歳、女の子であれば、７歳半から１２歳までの間にワキガの原因であるアポクリン汗腺が活発になりワキガが発生するようになります。

ワキガ体質ではない両親から子がワキガになる？

これは、両親がワキガの原因となるアポクリン汗腺を持って生まれてきたけど、量が少なくて小粒であるために、ワキガのにおいが発生しなくてワキガ体質だということに気が付いていない可能性があります。

その他にあり得ることは、ごく希ですが、ワキガの隔世遺伝もあり得ます。親が両方ともワキガ体質ではない場合は、祖父や祖母からの遺伝も疑ってみるべきでしょう。

わきがが遺伝しない方法

子供にワキガが遺伝しない方法、これは残念ながらありません。

しかし、ワキガと言うことをよく理解することにより、ワキガ対策はいくらでも出来ますので、しっかりと知ることが必要であります。