すそわきがとは

ワキガの原因となるアポクリン腺は脇の下だけではなく、陰部や乳首の周りの乳輪などにも存在しワキガと同じ臭いを放ちます。

これを「外陰部臭症」と言い、通称「すそわきが」と呼ばれています。

すそわきがは男性よりも女性に多いのが特徴で、乳首や陰部からもワキガ臭がして、ワキガ臭で悩んでいる場合はすそわきがも併発している場合が多いです。

臭いは、ネギやお酢のようにすっぱい臭いだったり、鉛筆の芯のようなものだったりと様々で、臭いの強さもワキガと同様に個人差があります。

特に女性の場合、生理中はすそわきがの臭いが強くなり、その他にも、性行為の際も性的興奮によりワキガの原因であるアポクリン腺が刺激されすそわきがの臭いが強くなる傾向があるようです。


そして、すそわきがとは別に乳首から臭いがすることを「チチガ」と言います。

チチガは乳首からワキガ臭がすることを言い、舐めると味はとても苦く舌がしびれた感じになったりするのが特徴です。

性行為の際にパートナーから乳首や陰部への愛撫を受け、そのあとにキスをされたとき、パートナーの口から自分のワキガ臭がしたという経験をされている方にとっては、それが理由で恋愛に臆病になったり、性行為を楽しめないなどと、悩みはとても深いようです。