手術の前の注意事項

ワキガ治療の手術はどの方法を見ても、身体へかかる負担は最小限にしても免れないものになってきます。

その上、保険適用していない治療法が多く、全額自己負担で高額を出しても１００％の効果を果たして得られるか、というと結局は手術をしてみないことには、ご自身に合う治療法は見つけられないというリスクがついてくるため、手術に踏み込むのはとても勇気がいることだと思います。

そんなリスクを踏まえてでも、ご自身がどうしても受けてみたいという治療法を見つけた場合に気をつけていただきたいことは、若いうちの手術はワキガの原因であるアポクリン汗腺の発達段階ですので、手術後もあまり効果が見られないこともあります。

個人差がありますが、アポクリン腺の発達は大体、高校生ぐらいを目安に終了しますので、手術はアポクリン腺の発達が終わるまで待つことをお勧めします。

そして、ワキガの治療と手術にはワキガの軽度から重度によって、それぞれ手術、治療法が異なってくるということをよくご理解いただき、それらの手術にはどれもリスクが有り、メリット、デメリットはどうしても欠かせないものになってきます。

手術に踏み込む際にはそういったそれぞれの特徴をよく理解したうえで
ご検討ください。