皮下組織吸引法

皮下組織吸引法は脂肪吸引などに使用するカニューレという器具を、脇の上部の１ｃｍほど切開した箇所に入れて、ワキガの原因であるアポクリン腺をかき取りながら吸引する手術法です。

多くの美容外科クリニックで取り入れているワキガと多汗症の手術方法で傷口が小さく、身体の負担が少ないのが特徴です。

手術に所要する時間は３０分程度。

大体のかかる費用としては、

• 保険適用　５万円前後
　

• 保険適用外１０万円〜３０万円

となっています。

※費用は、クリニック毎により異なるのでこちらの金額はあくまで目安です。

しかし、皮膚科などの病院ではあまり行われない手術法なので保険適用外となってしまいます。

皮下組織吸引法のメリット

５ｍｍから１ｃｍ程度の小さな切開で済むので傷跡も残らず身体にかかる負担が少ない。

手術後は翌日から３日後にはシャワーが浴びられる。

普段の日常生活にすぐ戻れる。

皮下組織吸引法のデメリット

もともとは脂肪吸引などに使用するカニューレという器具を使用するので、皮膚についているアポクリン腺を完全に除去するのは難しいため、ワキガの再発率が極めて高いというデメリットがあります。

軽度のワキガであれば、そこそこ臭いが軽減されるかもしれませんが、重度のワキガである場合は効果がイマイチで改善されない場合もあります。